私たち人類は、太古の昔から色々な方法で「伝える」という行為を行ってきました。
人から人へと言い伝えられた口頭伝達という方法は、伝達にかかる時間と伝達内容を正確に伝えることが大変だったようです。そのうち何かものに記号や文字を書き記すという方法を発明した人類は、単に言語を表記する道具ということだけではなく情報を貯蔵することに成功しました。その後、出版物などの印刷技術の向上により、より多くの人々に情報を伝達できるようになりました。そして現在、インターネットや電子メール・携帯電話などのIT技術は、非常に安いコストで誰もが世界中に情報伝達できるようになりました。
そしてこれからは、この大量に溢れかえる情報の中から、世の中が正しい方向へ向かって行くことができる情報を選び抜き、正しい判断と選択ができる「感性(ちから)」を今まで以上に私たち人間が身につけなければならない時期に来ていると思います。
情報産業は、我々が本当に伝えなければならない、人類の叡智と智慧を繋いでいくためのものであらねばならないと考えます。
ホクセツ事務機 株式会社
代表取締役 社長 日高 眞吾